ぱんだ日記

ぱんだの日記帳

続々・ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)記録(入院初日検査ないの?編)

dokokano-panda.hatenablog.com

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こんばんは。どこかのぱんだです。

前回お伝えした通り、症状としては完全に治っているのですが、保健所の指示で本日から入院となりました。

早速検査などがあると考え、本日はその内容でもお伝えしようかと思っていたのですが、まさかの今日は検査なし…

ホント何のための入院なの…という感じですが、仕方がないのでそんな何もない入院初日の様子を淡々とふりかえっていこうかと思います。

前回までの2記事と違って、有益となりそうな情報は特にないので、スルーしていただいて構いません。

07:00 起床

08:30から09:00の間に民間の救急サービスが迎えがくるとのことだったので、07:00に起きてシャワー浴びるなど身支度開始。

前日までは大きめのバッグでいこうかと思っていたのですが、何日入院になるのかもわからず、CPAPも持ち運ばなければならなかったので、キャリーケースに方針変更。

ひとまず2-3日分の衣類、洗面用具、風呂用具、飲みもの、電子機器類を詰めて待機していました。

到着予定時刻の08:30-09:00を過ぎてもなかなか連絡が来ず、少し焦りました。

09:10 移送車到着

結局10分ほど遅れて車両が到着。

『民間救急まごころサービス。』

それが、移送業者のお名前。

車両はワゴンタイプ。

乗り込むと、同じ病院に入院することになる同乗者の姿がありました。

運転手の方は防護服に身を包んでいます。

運転席と後部座席の間にお情け程度のビニール製の敷居。隙間だらけだけど。まあ、飛沫が防げればいいですからね…

同乗者含め患者2名となったので、換気のため少し窓を開けますとの運転手の言葉。

それら含めて、到着予定時刻や病院付近に近づいた際の案内など、業者の方の案内は非常に丁寧でした。

同乗者の方は結構若め。

病気が病気ですし、特に会話はしませんでしたけどね。

座席に保健所からのお手紙あり。

入院期間の指定はとりあえず本日から4/10までと記載されています。

最低3泊はやっぱりかかるかぁ😭

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保健所からのお手紙

移動中 生命保険会社の担当者に連絡

そういえばと思い立ち、医療特約付きの生命保険に入っているので、担当者に新型コロナで入院することになったことを伝え、何らか保障を得られるものなのか確認してみる。

基本新型コロナの場合は公費で自己負担ないはずだけど、病院から領収書の類をもらうか、保険会社指定の診療報酬の証明書を書いてもらえれば見舞金が出る、とのこと。

書類は本人か親類しか持ち込めないルールらしい。領収書の類が出ない場合は、病院への直接指定書類の郵送が可能かどうか確認してみてとのこと。

※ このことは後から看護師の方に相談し、確認してみますと言われましたが、その後どうなったかはわからず。。。まあ、忙しいしね。専門じゃないしね。仕方ないよね。うん。

10:00くらい 病院着

1時間弱程で病院に到着。

看護師の方が出迎えて、病室まで案内してくださいました。

もちろん完全防護服。

何せ今この病棟に集められているのは自分を含め、全員新型コロナ感染者たち…当然ですね。

簡単に部屋の説明を受けて、とりあえずしばらくお待ち下さいとのこと。

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病室

家から持ってきたものを展開しつつ待ちます。

この個室は陰圧室というやつなのだろうか。

気圧調整をしていて室内の空気が室外に流れ出さないようにしているだけなので、普通の病室とぱっと見は区別がつかないのかも??

 初回の検温・血中酸素濃度計測

その後看護師の方がきて、現在の体温と血中酸素濃度を計測するとのこと。

体温36.8度。緊張等があるからか平熱からは少し高め。

血中酸素濃度は指先はめて測るタイプのもの。睡眠時無呼吸症の初期検査の時に使ったことがある。

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血中酸素濃度計測

現在の血中酸素濃度98%。通常は95%以上。なので正常。

肺炎悪化すると酸素の取り込みがうまくいかず、血中酸素濃度下がるんでしょうね。

ちなみに無呼吸が常態化していると90%くらいまで落ちます。酷いと80%台。自分は確か一番ひどい時でそれ以下だった気がする。

その後、保険証を一度預からせて欲しいとのことことで渡す。任意継続の保険証ちゃん。いてら。

後から病院の診察券と共に戻ってきます(診察券は入院中預かっておきますねー、と後でまた回収されましたが。

入院関連書類

国から支払われると思いますけど、いろいろ書類同意もらわないといけないのがあるので…とちょっと不審な説明を受けつつ入院関連の案内や書類を受けとる。

ただ、書類自体にウイルスが付着してしまうと、それ自体が病院側のリスクになってしまうということで、破棄した上で退院時に事後承諾的に一筆書いてもらうことになると後からきた主治医に言われる。

手違いで渡してしまったと。

そんなんでいいんだ。いいのか…?

差額代とか出ても払う余力ないよ? 無職だよ?

主治医問診

主治医となる先生がやってきた。

看護師以上の完全防護。

現在の状態と、これまでの経過の確認が行われる。

もう何度もこの手の話をしているから、3/20からの流れと完全に症状が治っていること、保健所の先週と今週の発言の違いから諸々説明する。

説明を終えたら「よくその経緯でPCR検査を保健所に受けさせてもらえたね」と言われる。

あ、やっぱり病院側でもそういう理解なんですか…

もう我がかかりつけ医がとてつもなく有能だったという話ですね、これは。

また、今回の入院についても「今さらこの状態で即入院ねぇ。症状治ってからかなり経っているし、今検査したら普通に陰性にもなるんじゃないか」と言われる。

デスヨネー。

というわけで、やはり保健所の判断・対応がかなりイケていないようだ。

ただ、指定感染症ではあり、退院の要件をしっかり満たす必要があることは説明を受ける。はい、理解しております。

また、本日は病院側もバタバタしており、自分に関する検査の類は今日はないそう。

明日以降、近日中にやりますとのこと。

保健所からの指定入院期間についても、あれは適当で目安にもならないという。えぇ。。。

病院側の検査体制に基づき、状態みて順番に処置されていくので、やむなしか…速攻退院したかったんだけど。

ひとまず部屋から出なければ自由に過ごしてもらって構わないとのこと。

いいんかい、そんなんで。まぁ、確かに症状なかったらそれしかないもんな。

後から入院案内にはパソコン他電子機器類は原則持込禁止とも書かれていたんだけど、現物みても何も言われないどころか、そこまで準備万端なら大丈夫だね、的な反応。

うん、とりあえず話しやすいし、ノリがいい先生なのはよかった。

ちなみにこの病院で一番良い病室なそうな。

たまたま空きが出たので入れた、と。

普通に差額払ったら一泊5万くらいするんじゃないかなー、とかいってたぞ、おい。

同フロアの別部屋から聞こえる咳の音

個室とは言え、廊下や他の部屋の物音はそれなりに聞こえる。

そんな中、少し離れた部屋からむっちゃ咳き込む音が聞こえる。

あ、咳が酷く出る症状の場合はそんな勢いで咳き込むんですね。。。

なんだかなー。もしも自分がPCR偽陽性だった場合、病院付近にいる方がリスク高な気もしてくる。

いや、症状的にはちゃんと陽性で間違いはなかったんだろうけど。

ウィルス変異して再感染の恐れというルートも怖い。全容が掴めていないウイルスってマジで怖い。

昼食 アレルゲンは果たして…

そんなこんなで過ごしていると、昼飯の時間になりました。

「食事用意できましたが、アレルギーとかありますかー?」と聞かれる。

「あ、そういやアレルギー検査で、カニがアカンですわ」と伝えたら、確認してきます、と言ったまま戻ってこないんですが。冷めちゃうんで確認はよう。

しばらく待つと、ピンポイントでおかずの一つがカニシューマイだったwwww

おかげて一品減。

まぁ、アレルギー検査で反応が出ただけで、食って問題になったことはないんだけど。

てかふつーにうまい。家族総倒れでまともに食えてなかったこともあって、十分満足なんやけど。

いや、味もしっかりしとるし、お米の炊き加減とか超好みで言うことないんですけど。

生活設備がしっかりしているのと、飯がうまいのはとても良いことだ。

飯マズに備えて妹から恵んでもらったふりかけとか用意していたんだけど、不要ですね。

食後チェック

再び検温、血中酸素濃度測定。

変わりなし。

両肺をそれぞれ軽く抑えられ、深呼吸が問題なくできるかどうかのチェック。

何か困ったことがあればナースコールをと言われる。

特にないよー。

twitterでの一幕

食後の検温後は昨日のブログのブコメに反応返したり、自宅PCへのリモートデスクトップ接続を試してみたりなどして過ごす。

その過程で、twitterでこんな一幕がありました。

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テレビ局なぞお断り

テレビ局のよくあるやつが自分にもやってくることになるとは。

あっさり引き下がってくれてよかった。

正確かつ必要な情報を伝えず、ネタを切り貼りして不安を煽るようなことが多い情報バラエティの一体何を信用しろというんだろうか。

全部が全部そうとは言わないが、そうされる恐れがあるものに自分から関わるつもりはありません。

おわりに

twitterでも書いたけど、こうして入院してみると、こんな贅沢なリソース今更な軽症者に使ってくれるな感を強く感じます。

感染者が実際に検査受けられて、更に入院するまでこんな間がある状態なんだから、ホントは今現在必要な人がいっぱいいるはず。

そんな人たちにちゃんと必要な医療がまわることを祈っています。

ただ、夕食後最後の検温が37.1度、脈拍が97と少し高めなのが、看護師にちょっと心配される。

あれ、もしかしてまた症状ぶり返すの…?

単に緊張しているのと、普段より横になっている時間が短いことによる一時的なものであることを祈る。

もうじき消灯時間なので、おやすみなさい。

明日検査行われるのかはわかりませんが、あればまた記事にします。なければおやすみします。